今日,12:00から約3時間にわたり,5回目となった「錦江町の産業(畜産業)を学ぶ会」が開かれ,本校より3年生と3年部先生方が参加されました。前半は,畜産業について,講話や体験的活動等があり,畜産振興協会や錦江町畜産振興課,きもつき農業協同組合の役割や仕事内容などをわかりやすく教えていただきました。体験的活動では,実際に優秀な雌牛を目の前にして,優秀な牛の見分け方について,その体型や毛並み,毛の性質などがポイントになることがわかりました。また,子牛の登記について説明があり,耳標番号を耳につける作業に生徒や先生方,3名がその作業を実際に行いました。蹄の手入れ作業も見せていただきました。生徒はかなり興味をもって,話を聞き,作業に見入っていました。
中盤では,和牛,豚,鶏のお肉をバーベキューでいただきました。どれも,初めて口にするようなすばらしいお肉で,「この焼き肉が本物なんだ。」と驚きを交えて感想を述べた生徒がいたほどです。長年の努力や苦悩が全国一の畜産県と言われる鹿児島を作り上げてきたんだなとしみじみ感じました。その中でも「きもつきを日本一の家畜市場にしたい」という役場や農協,生産者の熱い思いにも触れることができ,お肉だけでなく,語りや言葉からもエネルギーをいただいた日になりました。みなさん,牛さん,豚さん,鶏さん,ありがとうございました。