3年生を対象にした全国学力状況調査の英語「話すこと」と「生徒質問紙」への回答を今日の1~2時間目にかけて行われました。「話すこと」については,3年生を10名程度ずつ3つのグループにわけて実施。タブレットを用いながら,英語での質問に音声入力して解答する方法でした。担当の先生から調査方法や解答方法の説明を受けた後,調査が行われました。調査後,数名の生徒に「どうだった?」と聞いたところ,「答えられなかった。」「問題が早すぎて…。」「初めの方はわかったんですが…。」と述べる生徒がほとんどでした。中には「できました。少し早いなとは思いましたが。」と答える生徒もいました。英文の読みがかなり早いと感じた生徒が多かったです。また,「2回3回繰り返されれば分かるんですけど。」という声も多かったです。中には,「発問がきれいすぎて,戸惑いました。」という感想もありました。一部分を聞き取れなかったり,意味が分からなかったりすれば,短文においては,おそらくや,質問の意味や意図がわからないということになり,結局何をどう答えればいいかわかならいという状態に陥るに至ったのではないでしょうか。日頃からこの早さで,英文を聞いたり答えたりすることが必要ですし,普通の会話では,何回も繰り返すことはありませんから,一回で聞き取るという力も不可欠だと感じました。おそらく,英検3級程度のリスニングを理解し解答する力が求められるということではないでしょうか。やはり,繰り返し,何千,何万回と英文を読んだり,聞いたりすることが必要だと感じました。