今日計画されていた「ふるさと遠行」は残念ながら,実施を見送り,11月に延期としました。雨の中の遠行は,目的を達成することが健康面でも体力面においても難しいと判断したからです。池田小学校では,「さつまいもの植え付け」を小雨の中,行ったという情報が入りました。「絶好の植え付け日」とのこと。理由を聞いてみると,植え付け直後,さつまいもは,水分を多く必要とするそうで,植え付け後の灌水を必要としないこのような天気が好都合なのだということでした。
雨と言えば,平年であれば,そろそろ沖縄や奄美では「梅雨入り」の時期になっているそうです。長雨が続くのは,災害が心配されたり,そうでなくても気が滅入ったりしがちです。天気を恨んでもしかたのないのことではありますが…。雨の時期を有意義に過ごす方法として思いついたのが,読書です。1年生の教室に,写真1の「図書室利用のしおり」が目にとまりました。「錦江中図書館をおおいに利用して 充実した中学校生活を過ごしてください」との一文がありました。「どうして,読書が充実した中学校生活をもたらすのか?」。2年生の教室の机の上に,写真2の本が置かれていました。誰が借りたかはわかりませんが,素敵なタイトルの本を借りたんだなと思いました。おそらく,読んでほっこりするんじゃないかな,感動もあるだろうなと考えました。椋鳩十先生は,「感動は心の扉をひらく」とおっしゃっています。子どもの頃の感動が,人の一生を左右する。また,シュリーマンが,子ども頃に読んだ本にあった伝説の都市が実在すると信じ,その都市を実際に発見し,実業家となったことはみなさんもよく知っている話だと思います。本との出会いが運命を変えることや様々な学びを与え,心豊かな人になれる。
雨でできなくなることもありますが,「恵みの雨」となることもありますよ。