2022年9月22日木曜日

3年イノチャレ2日目「インタビュー・ワークショップ」,2年海岸清掃,1年高齢者疑似体験

  今日はどの学年も,総合的な学習の時間で学年テーマに沿った活動を行いました。これらの活動は,他の学校ではあまりやっていない特色ある活動でもあります。

 3年生は「イノチャレ!錦江町2022」の2日目「インタビュー・ワークショップ」で,4つグループに分かれて,錦江町内の8つの事業所を訪問し,仕事内容やこれまでの経験などについて,生徒がインタビューをそれぞれ行いました。初めは,緊張からか戸惑う場面も見られましたが,徐々にスムーズにインタビューが行えていました。初めて知ることも多かったようで,話を聞きながら頷いたり,メモをとったりする姿がありました。今後,これらのことをもとにインタビューで見つけた錦江町の「お宝」から考えた未来をつくるアイデアの発表に向け,取り組んでいきます。












 2年生は,海岸清掃で大根占の漁港近くの海岸のゴミ拾いを行いました。目的は大きく2つ。「地域貢献への理解と郷土を愛する心を育むこと」「SDGs11『住み続けられるまちづくり』,SDGs14『海の豊かさを守ろう』への意識をもつ」です。
 実は,同じ場所を大根占小学校の子どもたちが昨日,ゴミ拾いをしたということもあり,ゴミはさほどないのではないかと思っての作業でしたが,軽トラックがいっぱいになるほどのゴミを集めることができました。ゴミの種類も様々で最後の分別にもかなりの時間を要しました。日頃,落ちているゴミになかなか気づけなかったり,気づいてもその対応に困ってしまったりということもあったようですが,今回の活動で気づきと行動の視点が新しく増えたのではないでしょうか。これからの生活や地域での活動に是非活かしてもらいたいです。






 1年生は,錦江町社会福祉協議会の方々の協力で,「福祉社会の現状を学ぶ」「体験を通して,ボランティア活動への積極性を培う」「日常生活と関連付けて,自分自身の生き方を見つめる」を目的に,高齢者疑似体験,アイマスク体験,車椅子体験を3つのグループに分かれて行いました。すべての生徒が3つを体験したそうです。これまでは気にしていなかった高齢者や障害者の方々に対して,自分たちができることをするという実践力が高まっているのではないでしょうか。
 それぞれの学年の活動に際し,お世話してくださった方々に感謝申し上げます。